No.15 明治の国絵図(福島県関係)

 

明治元(1868)年、明治政府により陸奥国は岩代・磐城・陸前・陸中・陸奥の5ヵ国に分割され、それに伴い国絵図の改訂が行われました。当絵図はその改訂の際に明治政府により交付された下絵図、あるいはその模写図とみられています。現在の福島県域は岩代国、磐城国にあたり、岩代国は福島・二本松・若松など、磐城国は白河・三春・中村・磐城平などの各県が帰属しました。(参考:阿部俊夫『近世ふくしまの国絵図』歴史春秋出版)当館では現存する3鋪を所蔵しています。

 
No.15 明治の国絵図(福島県関係)
検索検索